閉塞性動脈硬化症による下肢の潰瘍とは


動脈硬化により下肢への血液の流れが悪くなり、ひどい場合は下肢の潰瘍・壊死までに発展してしまうのが 『閉塞性動脈硬化症による下肢の潰瘍』 です。

症状の進行は4段階 に分けられています。
1度 冷感、しびれ  冷感、しびれ 足が冷たい、しびれる。
2度 間歇性跛行 一定距離の歩行によって筋肉痛が起こり、休息後再び歩行可能になる。
3度 安静時疼痛 いつも足先が痛い、足が痛くて歩けない、夜中に足が痛くて眠れない。
4度 潰瘍・壊死

足の指が紫色や黒くなってきた。足先の傷が治らない。



糖尿病性壊疽(えそ)とは

糖尿病が原因で血液の流れが悪くなり、足先・指先まで血液がかよわずに壊疽(えそ)までに発展するのが 『糖尿病性壊疽(えそ) 』 です。


当院での治療について

糖尿病性壊疽(えそ)や閉塞性動脈硬化症による下肢の潰瘍の治療のためには、局所の処置だけでなく、血管の状態(血行がよいか悪いか)、血糖コントロールや他の疾患を合併しているかどうかなど、的確な判断が必要です。

糖尿病が専門分野であること、創傷治癒理論などを活かし治療を行います。血管の状態の詳しい検査や手術などの治療が必要なケースも多いので、病状によっては他施設ご紹介させていただく場合もあります。
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